(以下は説明用の参考情報で、予告なく変更する場合があります。最新情報はお問合せ下さい。)

また、代表的な物性に示す例えば定圧比熱は上記擬臨界温度と関連しますが、臨界圧から10MPa前後の間で大きく変化し、プロセスや装置を律速する場合があります。天然物油脂(抽出page)や エタノール等の物資は、超臨界CO₂に相溶(2種類又は多種類の物質が相互に親和性を有し、溶液又は混和物を形成)になる条件があり、この条件を有効に活用することが重要です。 更に、他の溶媒と比較し、粘度、 表面張力が非常に小さく、自己拡散係数が大きため、細孔内等への拡散が速く、超臨界状態での乾燥時に界面張力を働かせずに処理が可能になります。 ●超臨界流体 / 超臨界二酸化炭素 / 超臨界CO₂ の 適用・応用分野 グリーン・ケミカル・プロセッシング、環境負荷低減、脱有機溶媒などの社会要請を受け、特に環境に優しい二酸化炭素を溶媒として用いた超臨界CO₂の用途研究・開発が世界的に活発に行われています。
その適用・応用分野の一例を以下に紹介します。 詳細は ⇒⇒ ・適用分野とプロセス、 ⇒ 右適用例(表)
●環境に優しい超臨界流体の歴史
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![]() (Clickで拡大します) 【モリエル線図】 |
左図 モリエル線図(p-h線図、圧力-比エンタルピー線図)は、縦軸に圧力、横軸にエンタルピー(CO₂の熱量)を取ったもので、超臨界CO₂サイクルでのCO₂の状態を表せます。操作条件の各種状態でのCO₂の状態を1枚の線図で描く事により、
各部の状態や数値を知り、また、その数値を使用して熱量計算や運転状態の判断に活用する事ができる便利な線図です。モリエル線図の使い方は、
こちらを参照下さい 抽出や乾燥でCO₂を回収・循環する場合のフロー図の各工程をモリエル線図上に示したものを別ページに示します。 |
![]() (Clickで拡大します) 【超臨界二酸化炭素の密度】 |
![]() (Clickで当社外の詳細粘度図へジャンプします!) 【超臨界二酸化炭素の粘度】 |
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![]() 【超臨界二酸化炭素の熱伝導度】 |
![]() (Clickで当社外の詳細比熱図へジャンプします!) 【超臨界二酸化炭素の定圧比熱】 |
(Clickで当社外の詳細拡散係数図へジャンプします!) 【超臨界二酸化炭素の自己拡散係数】 |
![]() 【超臨界二酸化炭素の表面張力】 |
![]() 【超臨界二酸化炭素、水、エタノール三成分系気液平衡】 |
(Clickで当社外の詳細平衡図へジャンプします!) 【超臨界二酸化炭素と水の気液平衡】 |
![]() 【超臨界二酸化炭素中のエタノール溶解度】 |
![]() 【溶解度パラメータ】 |
![]() 【誘電率】 |
| 他の溶媒の誘電率:水 80、エタノール 24、ベンゼン 2.3、ヘキサン 1.8 | ||
![]() 【超臨界二酸化炭素中のエタノール溶解度】 |
![]() 【アルコール(メタノール、イソプロパノール:IPA)と CO₂の二成分相平衡】 | |
![]() 【超臨界二酸化炭素中のヘプタン、アセトン、ヘキサン溶解度】 |
![]() 【二成分混合物の臨界点(98mol%-CO₂時)】 |























