本装置の特徴
純度は通常99%レベルまでの適用が一般的で、製品量を絞れば99.9%まで可能です。
膜モジュールは標準化されており、本数を増やすのみで大流量用途に適用可能です。PSAに比べ大量の原料空気量を必要としますので原単位的には割高になりますが、可動部がない、殆どメンテナンスフリーともいえる装置です。
原料空気圧力が高くなると製品窒素ガス流量が増えます。例えば、仕様表の製品窒素量は、0.80MPa時の流量で、下右図の”原料空気圧力による製品窒素量の影響”と比較する事により、原料空気圧力が異なる場合の窒素ガス量の概算値が分かります。又、原料空気圧力1.5MPa迄受入が可能で、高圧の窒素ガスを容易につくる事が可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
水は膜モジュールでの透過速度が速いため排気側から排出され、窒素ガス露点は低くなります。
このため、窒素ガスの大気圧露点は、-30〜-75℃になります。詳細は、こちらを参照下さい!
*上記の製品量及び原料空気量は、原料乾燥空気圧力を0.80MPaにて供給した場合の数値です。
製品窒素量の保証値は、表値−5%(流量計精度も含む公差)になります。
*製品窒素量は温度20℃、湿度60%(RH)の大気を吸気した時に発生する窒素ガスを吸込条件に換算した値です。
*AT-1Ea〜AT-4E3aは、キャスターが標準です。
(この仕様は説明用の参考情報で、予告なく変更する場合があります。最新情報はお問合せ下さい。)