窒素ガス発生装置
PSA(吸着)式 小型・窒素ガス発生装置 (窒素ガス分離装置)
- PSA式
- 別置き
普及版・省エネ機 小型 PSA CNeco-Pシリーズ

本装置の特徴
- 吸脱着を短時間で繰返す吸着塔ユニットを分割、2~6ユニット化し、複数ユニットの吸脱着サイクル時間を等間隔で遅らせて運転することにより、以下が実現しました !
・発生量に応じてユニット稼働台数と吸脱着時間を切替え、原料空気を低減する斬新な省エネ運転モードを搭載。
・供給される原料空気の圧力に対し、吐出窒素ガスの圧力の高圧化を実現。
・排気工程を順番に行うため、窒素発生量が多くなっても騒音を最小限に !
・装置サイズを大幅に小型化、特に、設置場所の制限をなくすため、高さを低く設定。 - 大型(8インチ)高輝度LEDバックライトを搭載したタッチパネルを搭載、視認性に優れた画面で、運転状況・運転モード設定・メンテナンス管理等を簡単に確認・設定が可能。
- Ethernet機能搭載:ネットワーク接続で、離れた場所からスマートフォンなどで遠隔監視・操作が可能。
(下表のN₂発生量は、20℃標準状態のm³、上図は0℃基準状態のNm³で、1m³=0.9318Nm³)
CNeco-Pシリーズのラインアップ
型式 | N₂純度 %*1 |
N₂発生量 m³/Hr*2 |
取出圧力 MPa |
原料乾燥空気 必要量 @ 0.83MPa(g) | 寸法 mm*4 | 重量 kg | |||
m³/分 | 圧縮機参考出力*3 | 幅 | 奥行 | 高さ | |||||
CNeco-6Pa | 99.0 | 22 | 0.65 | 0.95 | 5.5 kW相当 | 720 | 870 | 1,380 | 380 |
99.9 | 15 | 0.70 | 0.90 | ||||||
99.99 | 10 | 0.83 | |||||||
99.999 | 6.5 | ||||||||
CNeco-8Pa | 99.0 | 27 | 0.65 | 1.18 | 7.5 kW相当 | 400 | |||
99.9 | 19 | 0.70 | 1.12 | ||||||
99.99 | 13 | 1.04 | |||||||
99.999 | 8.0 | ||||||||
CNeco-11Pa | 99.0 | 41 | 0.65 | 1.77 | 11 kW相当 | 960 | 870 | 1,380 | 540 |
99.9 | 29 | 0.70 | 1.69 | ||||||
99.99 | 20 | 1.56 | |||||||
99.999 | 12 | ||||||||
CNeco-15Pa | 99.0 | 55 | 0.65 | 2.36 | 15 kW相当 | 1,200 | 870 | 1,380 | 680 |
99.9 | 38 | 0.70 | 2.24 | ||||||
99.99 | 27 | 2.06 | |||||||
99.999 | 16 | ||||||||
CNeco-22Pa | 99.0 | 83 | 0.65 | 3.53 | 22 kW相当 | 1,440 | 870 | 1,600 | 860 |
99.9 | 58 | 0.70 | 3.38 | ||||||
99.99 | 41 | 3.12 | |||||||
99.999 | 24 | ||||||||
CNeco-30Pa | 99.0 | 105 | 0.65 | 4.71 | 30 kW相当 | 1,680 | 870 | 1,650 | 1,050 |
99.9 | 73 | 0.70 | 4.31 | ||||||
99.99 | 52 | 4.03 | |||||||
99.999 | 27 | ||||||||
CNeco-37Pa | 99.0 | 157 | 0.65 | 7.07 | 37 kW相当 | 2,450 | 870 | 1,750 | 1,450 |
99.9 | 110 | 0.70 | 6.47 | ||||||
99.99 | 78 | 6.05 | |||||||
99.999 | 40 | ||||||||
型式 | N₂純度 %*1 |
N₂発生量 m³/Hr*2 |
取出圧力 MPa |
m³/分 | 圧縮機相参考出力*3 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 kg |
原料乾燥空気量 @ 0.83MPa(g) | 寸法 mm*4 |
*1純度は、N₂(窒素)+Ar(アルゴン)などの容積%値で、製品ガス中の残存酸素濃度で保証します。純度により酸素濃度計の仕様と価格が異なります。
99.999%仕様の標準酸素分析計は、原料空気中のメタン等可燃性ガスの存在で表示酸素濃度が実際の酸素濃度よりも低い数値を示す場合があります。
*2製品窒素発生量は、温度20℃、湿度60%(RH)の大気を吸気した時に発生する窒素ガスを吸込み条件に換算した値です。 環境周囲温度により、N₂発生量は0〜−10%の変動があります。 発生量の保証値は、表値−5%(流量計精度も含む公差)になります。
*3必要原料空気は、装置取合い点で、20℃、ドライ(加圧下10℃露点以下)、クリーン(粒子除去サイズ < 0.01μm、残存油分量 < 0.01 ppm)で、装置保護のために、活性炭フィルター(残存油分量 < 0.003ppm)を入口に設置下さい。 圧縮機出力は、窒素純度により必要原料空気量が異なりますので、あくまでも参考出力です。
*4突起部は除きます。 (この仕様は説明用の参考情報で、予告なく変更する場合があります。)
*設置環境は 5 〜40 ℃、10 〜80 %R.H.(結露しない事)、非防爆、十分な換気下、粉塵、腐食性ガス等の通常の大気成分以外のガスを含まない環境です。 酸性雰囲気では吸着剤が劣化する可能性があります。但し、この条件下で性能を保証するものではありません。