窒素ガス発生装置 (N₂発生機)
消費電力を最大30%削減、大幅コストダウンを達成!!
業界最品揃え:低純度~高純度、小型~超大型
窒素ガス発生・分離装置の型式選定
窒素ガス発生・分離装置(N₂発生機)の仕様、概要を知りたい時は、右側バナーのお問合せよりお尋ね下さい。
本WEBに掲載していない型式も多数ありますが、主要な機種は掲載していますので、以下の手順で、
凡その型式の選定ができます。型式選定することにより、窒素PSAがどの程度のサイズ/大きさか、圧縮機/消費電力はどの程度か、を事前に知って頂く事ができます。
選定には、以下が必要です。
① 窒素純度
② 窒素流量
③ 窒素圧力
④ 圧縮機内蔵・別置き
窒素圧力は、通常0.5MPa(g)で、高純度の場合、機種により0.7MPaまでありますので、純度と流量で型式選定した時にその型式の窒素圧力を確認して下さい。
不足する場合は、ブースタを使用します。
圧縮機内蔵・別置きは、最大22kW圧縮機迄は内蔵型がありますので、年間使用時間が少ない場合(SN型は除きます)は、電気だけがあれば、直ぐに窒素ガス発生しますので、内蔵型が便利です。
型式選定するためには、まず、➀窒素純度を決めます。代表的な純度は、99%(ツーナイン、2N)、99.9%(スリーナイン、3N)、99.99%(フォーナイン、4N)の3つです。それ以外に、99.999%(ファイブナイン、5N)、97%、
95%に対応できる機種もあります。
例えば、99.9%で、118㎥/hr (= 110 N㎥/hr)の窒素ガス発生装置が必要な場合は、右図の真ん中の図より、CNeco4 ⑧、及び JSP ⑦が選定されます。
機種が選定できたら、下記のLINE UPに各機種毎の写真、詳細純度別流量図(横軸の単位がN㎥になっている場合は、20℃時は1m³= 0.9318Nm³で換算)が掲載されていますので、 再確認して頂き、機種名をクリックして頂くと、その機種の詳細ページに移ります。因みに、このLINE UPで上述の99.9%、118㎥/Hr =110N㎥/Hr @ 20℃で選定される、CNeco4型(中型・最高級・省エネ型)とJSP型(中型・普及版)は、ほぼ同流量域をカバーしています。 例えば、118㎥/Hr =110N㎥/Hr @ 20℃時の純度別の必要圧縮機出力の違いは、以下の左側となります。また、99.999%、95%の場合の型式は、凡そ、以下の右側ようになります。
4N,3N,2N以外の純度時 【参考値】 | |
99.999% | 99.99%(4N)流量の約6割 |
95% | 99%(2N)流量の約2.5倍。 原料空気量が同一時は、約3割増 |
CNeco4型 (最高級・省エネ型) | JSP型 (普及版) | |
99.99% | 55 kW | 75 kW |
99.9% | 55 kW | 55 kW |
99.0% | 37 kW | 55 kW |
LINE UP・・・窒素ガスは買うより自社で作る時代です !
➀ 小型内蔵型 NH-TPシリーズ オイルフリー 圧縮機: 0.3~1.5kW |
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② 内蔵型 チッソメイトSNⅡ オイルフリー 圧縮機: 1.5~15kW |
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③ 内蔵・一体型 チッソメイトSN 油 冷 式 圧縮機: 7.5~15kW |
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④ 工場空気対応 CNeco-Wシリーズ 0.5~0.9MPa (相当圧縮機:0.75~11kW) |
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⑤ 小型・普及版・ 省エネ機 CNeco-P 油冷式 相当圧縮機: 5.5~55kW |
⑥ 膜式 ボンベダッシュ ATシリーズ 給油式 相当圧縮機: 2.2〜45kW |
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⑦ 中型・普及版 JSPシリーズ 油冷式 相当圧縮機: 15~75kW |
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⑧ 中型・最高級・ 省エネ機 CNeco4 油冷式 相当圧縮機: 7.5~75kW |
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⑨ 大型・KOBELION対応 CNeco-Z2~4a 油冷式 相当圧縮機: 100〜150kW |
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⑩ 超大型・Emeraude対応 CNeco-Z4, 5, 6a オイルフリー 相当圧縮機: 150〜435kW |
*1圧縮機は、オイルフリー方式、その逆の給油方式(フイルター設置が必要)も可能です。必要原料空気は、別記載無い限りは、装置取合い点で、20℃、ドライ(加圧下10℃露点以下)、クリーン(粒子除去サイズ < 0.01μm、 残存油分量 < 0.01 ppm)で、装置保護のために、活性炭フィルター(残存油分量 < 0.003ppm)をPSA装置入口に設置下さい。
*2純度は、N₂(窒素)+Ar(アルゴン)などの容積%値で、製品ガス中の残存酸素濃度で保証します。純度により酸素濃度計の仕様と価格が異なります。
99.999%仕様の標準酸素分析計は、原料空気中のメタン等可燃性ガスの存在で表示酸素濃度が実際の酸素濃度よりも低い数値を示す場合があります。
*3製品窒素発生量は、温度20℃、湿度60%(RH)の大気を吸気した時に発生する窒素ガスを吸込み条件に換算した値です。 環境周囲温度により、N2発生量は0〜−10%の変動があります。 発生量の保証値は、表値−5%(流量計精度も含む公差)になります。
*設置環境は 5 〜40 ℃、10 〜80 %R.H.(結露しない事)、非防爆、十分な換気下、粉塵、腐食性ガス等の通常の大気成分以外のガスを含まない環境です。 酸性雰囲気では吸着剤が劣化する可能性があります。但し、この条件下で性能を保証するものではありません。 (この仕様は説明用の参考情報で、予告なく変更する場合があります。最新情報はお問合せ下さい。)