(以下は説明用の参考情報で、予告なく変更する場合があります。最新情報はお問合せ下さい。)

超臨界流体 超臨界二酸化炭素(CO2)利用技術

超臨界二酸化炭素 (CO₂) 利用技術

環境負荷低減、脱有機溶媒化などに貢献可能な流体の紹介
「溶媒は液体である」という溶媒に対する従来の固定概念を打破するユニークな溶媒の利用技術の紹介 超臨界二酸化炭素(CO2)定圧比熱
ユニークな溶媒のため、経験とノウハウ
が重要! 装置メーカに「想定外です!」と言われないためのミニマムポイントを紹介
基礎試験から工業化までのトータルソリューションの提案

 新着情報 News & Topics
超臨界流体 / 超臨界CO₂とは
気体と液体が共存できる限界の温度・圧力(臨界点)を超えた状態にあり、通常の気体、液体とは異なる性質を示すユニークな流体
「圧力や温度の変化に対して、物性値が大きく変化する」(左図参照)ことを知り、それを使いこなすことがプロセス成立に非常に重要

適用分野とプロセス
超臨界流体/超臨界CO₂の適用分野の紹介 : 乾燥(界面張力フリー乾燥・分散)、抽出(食品・樹脂へ)、表面制御(含浸・注入、機能性付与)、微粒子、滅菌/殺菌
超臨界CO₂の対象物別適用分野の例 (雑誌「工業材料」「配管技術」掲載の表)

実験室から工業化へ
高圧装置では特に重要な、高スループット(短時間化→コンパクトな装置)、低ランニングコストを可能とするプロセスの提供
(豊富な超臨界CO₂の研究・開発、装置製作実績に基づく最適プロセスの提案)
実験装置から量産装置までの幅広い装置、経済性検討(F/S)の提案、提供
コンピュータを活用し短期間でより効率的な工業化、大規模スケールアップの実現

超臨界二酸化炭素流体の Q&A

二酸化炭素/炭酸ガスの使い方 他
ボンベの使い方、ボンベ内の状態、供給形態、水との相互溶解度、pH値 他

      超臨界流体の 溶媒特性 : 超臨界CO₂流体()、超臨界水流体()
 特長 / 利点   
気体と液体の両特徴の制御可能な高圧流体
超臨界CO₂流体・応用技術
 
自然溶媒
処理後の易溶媒除去







密度 可変

微粒子生成、濾過・乾燥、発泡
昇圧・高密度化含侵
爆砕処理 他
  誘電率(溶媒特性) 可変
   物性制御
   溶解度・親和性 可変
二段階抽出・分離、分画
相平衡の変更
完全混合相 他
       イオン積 (常温水Kw=-14[(mol/kg)2], 250℃高圧水Kw=-11, [H+]・[OH-]1,000倍増)
     室温利用
   食品、熱敏感性物質の処理
   低分子低粘性低界面張力高拡散/高浸透性

高拡散流速/高埋込性(CVD) 他
      四重極モーメント
高分子鎖との化学的相互作用 / 可塑化効果 含浸/付与 他
   ガスの無限希釈 (水素・酸素・窒素 他)

化学反応 (媒体、基質)
      高熱流速

超臨界プラズマ 他
   密度ゆらぎ、クラスタリング  
 欠点 / デメリット  
   プロセス構築にノウハウ必要:「想定外」 超臨界CO₂流体・適用分野
① 抽出 / 除去抽出除去/洗浄乾燥
② 含浸 / 付与含浸染色/色素メッキ/成膜 ・ CVD
③ その他    : 微粒子 ・ 発泡 ・ 殺菌 ・ 他
  高圧/装置が高価
  高温/装置が高価
  高圧ガス保安法該当
  温室効果ガス排出量該当

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