その他のガス発生装置

二酸化炭素ガス除去装置(CO2-PSA)

二酸化炭素ガス除去装置は、吸着剤が二酸化炭素ガスを窒素や他のガスと比べ多量に吸着する性質を利用します。

用途例

  1. ●消化ガスからのCO2の除去(以下 Case:1~2)

    (消化ガス:下水汚泥中の有機物を嫌気性微生物により分解する時に発生するガスで、主成分はメタン(約60%)及び二酸化炭素)

  2. ●空気/大気からの二酸化炭素、水分の除去 (以下 Case:3~)

    リチウムイオン電池の製造工程等の水分とCO2を除去した空気環境が不可欠な製造工場用

    (高容量化に欠かすことができない部品であるニッケル系正極材料の品質安定用)

  Case - 1 Case - 2 Case - 3 Case - 4
製品流量 6 m3/Hr-CH4 160 m3/Hr-CH4 300 Nm3/Hr-空気 1,500 Nm3/Hr-空気
製品中CO2濃度 < 5 % < 0.4 % < 10 ppm、 露点< -50℃@大気圧
原料ガス濃度 CH4:65%
CO2:35%
CH4:97%
CO2: 1.6%
大気空気
CO2: ~ 450 ppm
装置寸法
概略質量
800 x 1,000 x 1,600h 500kg 2,000 x 2,000 x 2,000h 1,800kg 1,100 x 1,330 x 2,150h 1,500kg 2,800 x 1,800 x 2,600h 4,500kg

この仕様は予告なく変更する場合があります。

装置寸法は突起物等を除いたものです。

Case-5
型式
製品空気発生量
Nm3/Hr*1
取出圧力
MPa
適応圧縮機*2 概略質量
(kg)
寸法(mm)*3
奥行 高さ
SDA-015s 4.8 0.4 AS3UD (2.2 kW) 60 560 600 1,250
SDA-030s 10 0.4 CM6BD (5.5 kW) 130 560 600 1,250
SDA-060s 30 0.4 SG155AD-11 (11 kW) 250 700 680 1,500
SDA-160s 45 0.5 SG235AD,H-15
(15 kW)
320 700 680 1,650
50 0.4
60 0.3
SDA-180s 80 0.5 SG395AD,HⅡ-22
(22 kW)
340 700 680 2,000
90 0.4
100 0.3
SDA-250s 135 0.5 SG655AD,HⅡ-37
(37 kW)
530 950 800 1,700
140 0.4

※1製品空気の仕様は、CO2濃度:<10 ppm、露点:<-50℃@大気圧 です。 (原料空気中のCO2濃度は、~ 450 ppm)
製品空気発生量は、温度20℃、湿度60%(RH)の大気を吸気した時に発生する二酸化炭素除去した空気を吸込み条件に換算した値です。
環境周囲温度により、製品空気発生量は0~-10% (工場エアー等供給空気量に制限がない場合は~-5%) の変動があります。
発生量の保証値は、表値-5%(流量計精度も含む公差)になります。

※2加圧乾燥空気のご準備が可能な場合の必要原料空気量は、お問合せ下さい。圧縮機は、こちらを参照下さい。
0.7MPa、0.35MPa供給空気圧時の製品空気取出圧力は、各々0.3MPa、0.15MPaです。

※3突起部は除きます。

設置環境は、5 ~ 40 ℃、10 ~ 80 %R.H.(結露しない事)、屋内(非防爆)、十分な換気下、粉塵、腐食性ガス等の通常の大気成分以外のガスを含まない環境です。
酸性雰囲気では吸着剤が劣化する可能性があります。但し、この条件下において性能を保証するものではありません。(この仕様は予告なく変更する場合があります。)

水素発生装置水素ガスの基本物性はこちら

 水素発生装置は、小型は水を直接電気分解して水素を発生し、中型以上は、バイオガス、メタノールや天然ガスを水蒸気改質した後にPSAで水素を分離精製します。

  1. 水電解法: H2O → H2 + O2
  2. メタノール改質法 : CH3OH + H2O → 3 H2 + CO2
  3. 水蒸気改質法: CH4 + H2O → 3 H2 + CO
Case - 1 Case - 2 Case - 3 Case - 4
(電解) (水蒸気改質)
原料 純水 バイオガス
消化ガス
メタノール 都市ガス
LPG
H2純度、露点 99.999%、 -70℃以下 @ 大気圧下
H2発生量 1 ~ 60 Nm3/Hr 10 ~ 300 Nm3/Hr 50 ~ 200 Nm3/Hr 50 ~ 1,000 Nm3/Hr
H2 送出圧力 ~0.37MPa
~0.82MPa
0.7MPa
水蒸気改質H2発生装置 【外観写真】
水蒸気改質H2発生装置 【外観写真】
【オンサイトガス】
  • お客様のご使用場所で弊社の費用と責任で、安価のガスの供給、回収を行います
  • 不足分、バックアップのガスを安価に供給します。

N2ガスのオンサイト供給の例はこちら

アルゴンガス回収装置(Ar-PSA)アルゴンガスの基本物性はこちら

 アルゴンガス回収装置は、吸着剤が窒素、一酸化炭素、二酸化炭素などに比べてアルゴンの吸着量が小さい性質を利用します。アルゴン含有混合ガスを昇圧して吸着剤に供給すると、吸着塔の上部より高純度アルゴンガスが回収できます。

  • 高純度アルゴンガス(99.9%以上)の回収が可能
  • アルゴン回収率が70~80%と効率

用途例

  • 各種排ガスからのアルゴンガスの回収
  • 単結晶シリコン・ポリシリコン製造炉からの排ガス(以下Case-2、3)
  • 鉄鋼RH炉からの排ガス 他
検討例 Case - 1 Case - 2 Case - 3
製品 Ar 純度 99.5%以上 99.9%以上 99.999%以上
製品 Ar 流量 80 Nm3/Hr 130 Nm3/Hr 140 Nm3/Hr
Ar 回収率 ≥ 75% ≥ 70% ≥ 70%
Ar 含有
排ガス成分(例)
Ar 95%
O2 1%
N2 4%
O2 400 ppm
N2 8,000 ppm
CO 1,500 ppm
CO2 10 ppm
O2 400 ppm
N2 2,000 ppm
CO 1,500 ppm
CO2 10 ppm

ヘリウムガス回収装置(He-PSA)ヘリウムガスの基本物性はこちら

 ヘリウム(He)ガスは、天然ガス中の微量ガスとしてのみ産出され、産出国は偏在しています (米国、カタール、アルジェリアで埋蔵資源の約7割)。現状の供給国は、米国が約74%を締め、戦略物質的要因が強くなり、供給不安・価格上昇などのリスクがあります。
ヘリウムガス回収装置は、吸着剤が酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素などに比べてヘリウムの吸着量が小さい性質を利用します。ヘリウム含有混合ガスを昇圧して吸着剤に供給すると、吸着塔の上部より高純度ヘリウムガスが回収でき、資源の有効活用が可能になります。

  • 5%程度の原料ガスHe濃度(空気混入が大)でも、高純度に精製可能!
  • 右表(光ファイバー設備の回収例)のケースでは、高純度ヘリウムガス(99.999%以上)で回収!
    その時のヘリウム回収率は、80%!
製品 He 純度 99.999%以上
製品 He 流量 12 m3/Hr
He 回収率 ≥ 80%
He 含有
排ガス成分(例)
He 99.999%
O2 5 ppm
N2 1 ppm
CO 1 ppm
CO2 1 ppm
露点 -70℃ @ 大気圧

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